盛岡市の商業施設に、期間限定の古着ショップがオープンしました。
運営を行っているのは、アパレル会社への就職や起業を目指している専門学校生です。
(記者リポート)
「こちらのお店で販売されているゆったりしたサイズのものや、男性も似合うTシャツ販売しているのはこの方たちです」
(専門学校生2人)
「いらっしゃいませ」
10日、盛岡市のクロステラス盛岡1階にオープンしたのは、MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校の2年生7人が運営する「PLANET S7」です。

こちらにはシャツやトップス、スカートなどの古着合わせて300点余りが陳列され、1000円から2000円の価格を中心に販売されています。
アパレル会社への就職や起業を目指す生徒たちが自ら仕入れから価格の設定、接客などを全て担当します。

営業は12日まで3日間の期間限定で、売り切れ次第終了となりますが、売れ残った商品は自分たちで買い取る厳しいルールになっていて、赤字を出さないよう開店準備を進めてきました。

(店長 佐々木琳果さん)
「お客さまの悩みにも寄り添って1つでも解決していただいていい商品にめぐり合ってもらうために頑張って接客していきたいと思います。売り上げは15万円を目標としております」

(指導した非常勤講師 菊池直之さん)
「座学では、販売に関わるゼロからの部分を伝えてきたつもりではあるが、実際に店に立ってみないと分からないことはたくさんあるので、3日間の中で学び取ってもらい、今後に生かしてほしい」
専門学校生たちはショップの経営を通じて、経営感覚や接客のノウハウを身に着けていきます。
(専門学校生7人呼びかけ)
「PLANET S7に来てね~」