広島県世羅町は、町内の中学校で水道施設の排水栓の閉め忘れによって水が出っぱなしの状態になっていたと発表しました。影響額は約88万円に上るということです。

世羅町によりますと、町内にある甲山中学校で5月20日、職員が清掃で水を使うために止水栓を開けました。しかし、排水栓が閉じられておらず、管理職も現地確認をしなかったたため、水道水が出っぱなしの状態になっていたということです。
5月27日になって広島県水道広域連合企業団世羅事務所から、学校周辺の水道使用量が大幅に増えていると指摘があり、町教委などが確認したところ、水道水が出たままになっていたことがわかったということです。
通常の利用分を除いた6・7月の上下水道使用料は、合わせて88万2000円で、町が負担するということです。

世羅町の教育長は、「このたびの事案発生について深くお詫びいたします。今後同様の事案を生起させないための再発防止策を徹底してまいります」とコメントしています。