「黒い真珠」とも呼ばれる高級ブドウ、三次ピオーネの出荷が広島県三次市で始まりました。
三次ピオーネ生産組合では、20戸の農家が約14ヘクタールの敷地でピオーネを栽培しています。出荷が始まったのはハウス栽培のもので、敷本忠洋組合長も収穫作業に当たりました。ことしの梅雨明けは統計史上最も早く、雨の少なさが懸念されましたが、水やりの管理を徹底することで順調に育ちました。糖度は18度以上で、色付きもいいということです。
●三次ピオーネ生産組合 敷本忠洋組合長
「とても豊かな香りがするんですが、口の中に頬張ってもらえば、果汁も大変出てきますし、おいしい甘い果物ですので、この夏、暑いですけれども、食べて乗り切っていただきたいなと思っています」
露地栽培の三次ピオーネの収穫は8月下旬から開始。ハウス栽培のものも合わせて480トンの収穫が見込まれています。