青森県で5月以降に熱中症やその疑いで病院に運ばれた人は、7月6日時点で2024年の同じ時期の1.6倍となっていることが分かりました。

消防庁では、熱中症やその疑いで救急搬送された人数の調査を例年5月1日から始めています。

7月6日までのまとめによりますと、青森県で病院に運ばれた人の数は228人で、2024年の同じ時期と比べ86人増え、1.6倍と急増しています。

青森地方気象台によりますと、6月の月平均気温は青森で20.7℃、八戸で20.6℃、弘前で21.4℃と、いずれも統計開始以降最も高くなりました。

熱中症は7月~9月に発生することが多くなる傾向があり、青森県は気温や湿度の確認やこまめな水分の補給を呼び掛けています。