宮崎県都城市の夏の風物詩「おかげ祭り」が9日夜まで開かれ、多くの見物客でにぎわいました。

「おかげ祭り」は、都城市の神柱宮の「六月灯」に合わせて、毎年7月8日と9日の2日間、開かれるものです。

9日夜の本祭りでは、多くの市民が見物に訪れる中、お囃子を先頭に直径2.5メートルの大太鼓やみこしなどの行列が、JR都城駅から神柱宮までのおよそ1.5キロを練り歩きました。

祭りの最大の見せ場、神柱宮の宮入りでは、太鼓や笛の音が鳴り響く中、担ぎ手たちの威勢のいいかけ声が境内を大いに盛り上げました。

主催者によりますと、今年の「おかげ祭り」には、2日間で延べ3万5000人が訪れたということです。