7月27日に運転開始30年をむかえる東北電力の女川原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は30年を超えて運転するために必要な計画を認可しました。
原子力規制委員会は7月9日、女川原発2号機が今月28日からの10年間運転を続けるために東北電力が提出していた「長期施設管理計画」を認可しました。
この計画は、最長60年としていた原発の運転期間を延長できるようにした法改正に伴うものです。
改正法の下では、30年を超えて原発を運転する場合に10年ごとに設備の劣化状況や管理方法をまとめた計画を策定し、原子力規制委員会からの認可を得る必要があります。
東北電力は2024年6月、原子力規制委員会に計画の認可を申請していました。
女川原発2号機は1995年7月に運転を開始していて、東北電力によりますと今年6月の改正法の施行後、運転開始30年を迎える原発は全国で初めてです。
