緑豊かな街づくりを目指す青森市の自動車販売会社の社長らが、青森県庁を訪れて50回目となる苗木の贈呈を行い、宮下宗一郎 知事は「50年続けてきたことは非常に素晴らしいこと」と称え、感謝の気持ちを伝えました。

9日の式典で県に贈られたのは、「ソメイヨシノ」などの苗木合わせて130本です。

自動車販売を行う青森トヨペットは、緑豊かな街づくりを目指して1976年から県に苗木を寄贈しています。

この取り組みは今回で50回目で、これまで合わせて5100本が贈られました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「街も森と同じように一緒に豊かになっていく、これまで50年間に渡ってしていただいたことは、非常に素晴らしいことだなと改めて感じております」

このあと、宮下知事と大野亮 社長が、県庁正面玄関の庭にソメイヨシノの苗木を植えました。

青森トヨペット 大野 亮 社長
「地球温暖化で緑が減っているなかで、植樹をすることでその緑を維持できたり、きれいになっていく。青森県の“青い森”という名前が、またクローズアップしてくれたらいいんじゃないかなと、そう思っています」

9日に贈られた苗木は、福祉施設などに植えられるということです。