明治安田J1・アルビレックス新潟は9日、FW太田修介選手(29)が湘南ベルマーレに完全移籍することが決まったと発表しました。

6月に小見洋太選手が柏レイソルに、7月には稲村隼翔選手がスコットランドのセルティックに、そして宮本英治選手がファジアーノ岡山に完全移籍していて、太田選手の移籍で4人目の移籍となります。

太田選手は山梨県出身。
ヴァンフォーレ甲府の下部組織から日本体育大に進み、卒業後にヴァンフォーレ甲府に加入。FC町田ゼルビアから、2023シーズンにアルビレックス新潟に加入しました。今季はチームの開幕ゴールを挙げています。

太田選手はクラブを通じて、以下の通りコメントを発表しています。

このたび、湘南ベルマーレに移籍することになりました。
まずは、このタイミングとチーム状況での移籍となってしまい、申し訳ありません。

デンカビッグスワンスタジアムでの大歓声の中、熱いサポーターの皆さんの前でプレーできたことや、アウェイでもその声でホームのようにしてくれたこと、街中で会っても、応援しているよと、いつも声をかけてくれたこと。皆さんが響かせてくれた声は、サッカー選手として本当に嬉しかったです。

それと同時に、このクラブになかなか貢献できなかったことへの悔しい思いが多くあります。さまざまな困難がありましたが、このクラブで活躍したいと強く思っていました。しかし、自分の未熟さが故に、それをすることができませんでした。申し訳ありません。今回の移籍にあたって、寺川強化部長は僕を引き留めてくれましたが、僕自身で決断しました。

2年半の間、応援していただいたファン・サポーターの皆さん。パートナー企業やホームタウン関係者の皆さん。さまざまな面でサポートしてくれたフロントスタッフの皆さん。僕が新潟でプレーするチャンスをくれた強化部の皆さん。指導してくれた監督・コーチングスタッフの皆さん。快適にプレーできるようにサポートしてくれたマネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフやオレンジカフェの皆さん。ピッチ外でも魅力を発信してくれた広報部の皆さん。怪我が少なくない中でも、コンディションをつくってくれたメディカルスタッフの皆さん。そして、自分が苦しい時も支えてくれて、一緒に戦ってくれたチームメイトの皆さん。本当にありがとうございました。