「腎不全」になってしまう可能性も 市販薬で避けたほうがいい成分

熱中症による「頭痛」がつらいとき、病院には行かず市販薬を使いたくなる人も多いはず。
その「頭痛」に対して市販薬を飲まなければいけないとき、どうすればいいのでしょうか。
気を付けるのは、その薬に含まれる「成分」です。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「どうしても頭痛でつらい時に、やむを得ず選択するのであれば、『アセトアミノフェン』を選択してもらうのがいい」
では、どのような成分は避けたほうがいいのか。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「『非ステロイド性の抗炎症薬』は、避けたほうがいいと。『アセトアミノフェン』以外の消炎鎮痛薬を飲むことは、可能な限り控えていただくのが安全」
避けたほうがいい成分が入っている市販薬を服用すると、腎臓の血流が下がり、「腎不全」になってしまう可能性もあると、伊藤医師は指摘します。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「熱中症に効く薬はストレートで、(症状に効く)特効薬があるわけじゃない。基本的には対症療法をしているに過ぎない」
市販薬は正しく使えば助けになる存在ですが、「熱中症」とみられる症状がある場合は、まず医療機関に相談することが大切です。














