高知県内の教育分野の充実をはかろうと、県教育委員会と高知大学による連携協議会が開かれました。

連携協議会は、よりよい教育環境をつくろうと2024年に設置され、今回で2回目です。会には、県の今城純子教育長や高知大学の受田浩之学長ら、およそ20人が出席。県教委は県内の公立学校における部活動などを地元のクラブなどに委ねる「地域移行」の取り組みや部活動の課題の一つとして指導者の確保が挙げられていることなどを報告しました。これに対し高知大は、スポーツ分野などで持続可能な地域社会の発展を目指し、学ぶ、「スポーツ・芸術文化共創専攻」との協力を提案。今後、この専攻を拠点に連携を強化していくことが確認されました。

(高知大学 受田浩之 学長)
「組織的に県のみなさまとカウンターパートになって協議をしていく、そこが一つ具体的になった」

(県教育委員会 今城純子 教育長)
「部活動をしている(高知大の)学生のみなさんからも何かお力をお貸しいただけるようなことがあればありがたいなと思う」