中央省庁の職員が自治体にアドバイスをして課題解決を図る国の支援制度に今年度、宮崎県西米良村が選ばれました。

今月、西米良村を訪れたのはデジタル庁と総務省、それに外務省の職員あわせて3人です。

(地方創生支援官)「”はじめまして”っていう感じじゃない」

西米良村は今年度、人口10万人未満の自治体が対象となっている国の「地方創生伴走支援制度」に選ばれ、今回の視察はその一環で実施されました。

職員3人は、西米良村担当の支援官で、週に1回、西米良村の職員とオンライン会議を続けていて、この日は黒木竜二村長と一緒に西米良村が抱える課題を共有。

そして、西米良村の光ファイバーネットワークを活用した取り組みについて説明を受けたほか、地元の記念館で村の歴史に理解を深めました。

(語り部)
「その地方を”米が良い”と書いて『米良』と呼ぶようになったちゃげな」

(デジタル庁 浅岡孝充総括(特命)参事官)
「(人口が)減ろうが増えようが関係なく、実際そこにいらっしゃる方が笑い続けられる村。これをいかにキープできるのかというのがカギだと思っている」

職員3人は、今年度までに、複数回、西米良村を訪問する予定です。