参議院選挙を前に、高校生らが「理想の政党」について話し合うワークショップが岡山市中区の東岡山工業高校で開かれました。

「今、農業とか工業をする人材が減っていってるんで手当が厚くなるような政策をしていったらいいんじゃないか」「赤字国債を減らして借金をなくす」
ワークショップは選挙への関心を高めてもらおうと近くにあるIPU環太平洋大学が企画したものです。高校3年生と大学生、合わせて約50人が参加し、グループに分かれてどんな政策を掲げる政党が理想か議論していきました。

「(政策について)意見をくれた方にお金を給付する、意見を出しても何もならないとかおもしろくないじゃないですか、でもこれだったら、行く気なりますか?」「僕はなります」
「ですよね」
(参加した高校生)
「選挙に対する関心とか、(選挙が)こういうものなんだよっていうのが簡単でも知ることができたっていうのは非常にいい経験になった」
「自分の意見を代弁してくれる人を選ぶべきだと思ったんで、やっぱり行くべきだと思いました」

(IPU環太平洋大学経済経営学部 扇野睦巳特任准教授)
「こういうきっかけを与えることで政治に関心を持って投票に行こうという機運が高まるなっていうそういった実感をすごく感じました」
前回の参院選では、岡山県全体の投票率が47.23%だったのに対し、30歳未満の投票率は33.46%と若者の選挙離れが課題となっています。














