広島市の地下街にあるストリートピアノが、新しいデザインにリニューアルされ、記念セレモニーがありました。

広島市の地下街シャレオにある「紙屋町まちかどピアノ」です。被爆80年にあたって、日常の中で音楽に触れながら平和を考えるきっかけの場になればとピアノのラッピングデザインがリニューアルされました。レコード盤を花にみたてたデザインとなっています。
広島市立大学 芸術学部 3年 橋本みなみさん
「(ピアノが)平和の象徴として音楽からみんながつながっていくような存在になれば嬉しい」

セレモニーでは、広島出身の音楽グループ「大瀬戸千嶋」が記念の演奏をしました。
元 音楽喫茶の店主
「ピアノの音が生きている。ますます元気になって、嬉しかった」
県外からの参加者
「広島で、素敵な音楽を聴けて平和を感じられた」
セレモニー後には、足を止めた人が鍵盤に触れ、生まれ変わったピアノの優しい音色を街角に響かせていました。