洋上風力発電の建設拠点「基地港湾」の整備状況が公開されました。
総事業費は123億円で、現時点で工事は大幅な遅れはなく順調だということです。
「青森港基地港湾」では、青森県沖の日本海南側に設置する着床式洋上風力発電の風車の組み立てや積み出しなどが行われます。総事業費は123億円です。
1基で年間2万世帯分の電力を供給することができる風車が、あわせて41基設置されます。整備工事は2024年からはじまり、現在は「矢板」と呼ばれる板状の杭を設置するため、すでにある防波堤の撤去工事が行われています。
この作業は8月まで行われる予定です。
青森港湾事務所 佐藤盛仁 所長
「確実に2027年度に終わらせる意気込みでやっております。この青森港においてもいろいろな雇用効果が発生する。青森港だけでなく、鯵ヶ沢周辺の地域にとっても非常に経済効果が大きい事業がこれから始まると期待しています」
現時点で、工事は大幅な遅れはなく順調だということです。