アメリカ南部テキサス州で発生した大規模な洪水による死者は、3つの郡であわせて48人にのぼっています。また、サマーキャンプに参加していた少女27人の行方が依然として分かっていません。
テキサス州中部、カー郡の当局は5日、グアダルーペ川の周辺で4日早朝、豪雨により発生した大規模な洪水で、これまでに子ども15人を含む少なくとも43人の死亡が確認されたと発表しました。
また、氾濫した川の近くでサマーキャンプに参加していた27人の少女の行方が依然として分かっていません。
4日は独立記念日の祝日で、現地周辺には大勢の行楽客が泊りがけで訪れていたということで、他にも行方不明者がいるとみて当局は24時間態勢で捜索活動を続けています。
アメリカメディアによりますと、今回の豪雨によって、州中部の複数の地域でも洪水の被害が出ていて、あわせて5人が死亡、13人の行方が分かっていないということです。
こうした中、トランプ大統領は5日、政府は現地担当者とともに事態の対応にあたっているとSNSで発信。
ノーム国土安全保障長官が現地に入っています。
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