高知県内で活動する消防隊員を含むチームがロープを使った救助活動の世界大会で5位に入賞しました。

中四国の消防隊員有志によるロープレスキューチーム『JAPAN WEST 9PM』には、高知市と南国市の消防で活動する3人が所属しています。チームは6月にスイスで開かれた世界大会で、現場の整理整頓やチームで連携して臨機応変に対応したことなどが評価され、22か国・32チーム中5位に入賞しました。

また、要救助者にやさしい救助を行った1チームだけに渡される『ベストメディカル賞』も受賞しています。4日は隊員らが大会の様子をまとめた動画を高知市の桑名市長に見せて成果を報告しました。

(高知市消防局 南消防署 濵田光成さん)
「自分たちが世界で得てきた経験、良いものを日本に持ち帰れたと思うので、災害が起きたら市民の方は100%以上、120%の対応を求めているので、それを達成できるように自分たちも頑張りたい」

3人は2026年3月に和歌山県で開かれる大会に向けて訓練を重ねていく方針です。