優れた近代日本画などを紹介する特別展が石川県立美術館で5日開幕します。

「横山大観と北大路魯山人近代日本画の名品とともに」では、島根県の足立美術館から出品された近代日本画の巨匠・横山大観や石川にもゆかりのある北大路魯山人の作品をはじめ92点を展示しています。

5日の開幕を前に関係者と報道陣向けに4日、一足先に内覧会が行われました。

県内で初めての開催となる今回の展示では、日本画や陶芸作品などが並び中には大観が立山から望んだ富士山の姿を描いた「神州第一峰」や、魯山人の代表作で豪快かつ華やかに桜ともみじを描いた「雲錦鉢」、九谷焼の影響を受けた「九谷風」作品などが展示されています。

特別展は、8月17日まで開かれています。