韓国軍合同参謀本部は4日、南北の軍事境界線を越えて侵入してきた北朝鮮人の男性1人を確保したと発表しました。

韓国軍の関係者によりますと、3日未明、南北軍事境界線一帯の川で人の姿が確認されました。その後、韓国軍は追跡・監視を始め、夜に誘導作戦を実施して接触し、男性1人を確保しました。

男性は、軍人ではなく民間人だと説明しているということです。

韓国側まで川を渡ってきたとみられていますが、男性の亡命の意思などはまだわかっていません。

韓国軍は国連軍司令部に通報し、男性を関係機関に引き渡して詳しく調べることにしています。