海外からの観光客に、下北の食の魅力を知ってもらい楽しんでもらおうと、アメリカの日本食レストランのシェフが、青森県むつ市の寿司店と協力しメニューを開発しました。
むつ市の「東寿司」とメニューを開発したのは、アメリカ・ロサンゼルスで日本食レストランを営んでいる野崎寿治シェフです。
欧米からの誘客を目指し、東北周遊型の観光コース作りをしている「しもきたツーリズム」が招きました。
野崎シェフは、低温調理した「大間マグロ」や「海峡サーモン」を使った5品の前菜メニューを考案。ブラックペッパーや、ケイジャンスパイスなどの香辛料に、わさびや柚子コショウで味付けし、そのアイディアを東寿司の柿本代表に伝えていきました。
FUJI Japanese restaurant 野崎寿治オーナーシェフ
「海外から来るお客さんというのは、本当のものを食べに来たい。日本のお寿司を食べたい。寿司店のシェフとの会話の中でコミュニケーションが取りやすいものということを考えて作りました」
東寿し 柿本泰平 代表取締役
「これから来るであろうインバウンドのお客さんに対して、喜んでもらえるようなアイディアをいただいて、とても勉強になった」
メニューは8月1日からのツアー旅行で、むつ市を訪れた外国人観光客に提供されます。