東京電力福島第一原発の事故に伴う除染作業で出た「除染土」を水路に捨てたとして、環境省は除染作業の下請け会社と当時の作業員を福島県警に刑事告発しました。
放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで刑事告発されたのは、除染作業を行っていた下請け会社と当時の作業員です。
環境省によりますと、下請け会社にいた当時の作業員は2021年度に福島県大熊町で行われた除染工事の際、除染土などの一部を現場の水路に捨てた疑いがもたれています。
除染作業は大手ゼネコンなどの共同企業体が受注し、この会社が事業を請け負っていましたが、受注者と元作業員から環境省に情報提供があり、発覚しました。
環境省が現場付近の放射線量などを調査したところ、異常は確認されなかったということです。
環境省福島地方環境事務所は「福島の復興に尽力している人がいるなかでこのようなことが起きたのは非常に残念。事案の解明に協力していく」とコメントしています。
刑事告発は先月30日付です。
注目の記事
「とにかく餅」正月の食べ方に注意 血糖値が急上昇?!糖尿病専門医が警鐘 2個でご飯茶碗1杯 おせち1食で塩分10g超も

「元上司らに殺害された夫、遺体はクリスマスに帰ってきた」社会から忘れられていた「被害者家族」戦い続けた妻の20年

「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると









