参院選が3日、公示され、17日間の選挙戦がスタートしました。改選2議席の広島選挙区には、現職と新人あわせて2022年と並んで過去最多となる、10人が立候補しました。

参院選広島選挙区には届け出順に、現職1人と新人9人の あわせて10人が立候補を届け出ました。

無所属新人の産原稔文候補(57)は、元会社員です。

無所属新人 産原稔文候補
「スローガンは『減税』『年金』『財政』、この主に3つです」

共産党新人の高見篤己候補(73)は、党の県書記長です。

共産党新人 高見篤己候補
「国民の6~7割の方が減税を望んでいらっしゃいます」「消費税の廃止を目指して緊急に5%へと引き下げる」「暮らしに一番の応援になるのではないでしょうか」

立憲民主党現職の森本真治候補(52)は、3期目を目指しています。

立憲民主党現職 森本真治候補
「働く皆さんの賃金も徐々に上がり始めたと言われるなかで、先行きの不透明感、不安が大きく高まっている」「何よりも政治が先手先手で経済対策、そして国民生活を支える政策を実行すべきだ」

自民党新人の西田英範候補(43)は、元経済産業省官僚です。

自民党新人(公明推薦) 西田英範候補
「私がこれから目指すのは物価高に負けない、賃金が上がる、そして賃金が上がると同時に年金で暮らす方々が豊かになる」「経済が必ず伸びるための確固たる成長戦略を責任政党の一員として断固として進めてまいります」

政治団体「無所属連合」新人の谷本誠一候補(69)は、元呉市議会議員です。

諸派新人 谷本誠一候補
「物価が上がれば手取りはもっと現実少なくなる」「消費税を完全に廃止して貧富の格差の拡大をなくすのが一番の根底にある」

無所属新人の玉田憲勲候補(67)は、医師です。

無所属新人 玉田憲勲候補
「消費税がゼロになるかもしれない、ラッキー。2万円・4万円もらえる、ラッキー。赤字国債をどっちにしても出しますよ。お子さんに税負担を丸投げ」「真の判断を私は仰ぎたいと思っている」

参政党新人の小石美千代候補(56)は、党の県国政改革委員です。

参政党新人 小石美千代候補
「海外の方々に日本人が肩身のせまい思いをして生きることが、あってはならないと思って活動しております」「私たち参政党は日本人ファースト、日本ファーストでやっていきたいと思います」「この広島、日本のために頑張っていきたいと思っています」

政治団体「NHK党」新人の堤美登里候補(68)は、党の県支部長です。

諸派新人 堤美登里候補
「もちろん増税はありえないですけれども、税の使い道の中身を透明化していただきたいと思っております。それをすることによって減税は可能であると思っております」

れいわ新選組新人の楾大樹候補(50)は、弁護士です。

れいわ新選組新人 楾大樹候補
「買い物の値段が高い、物価高が問題です。高い物価に高い消費税がついて、ますます高い。いま政治ができること、消費税をなくす、これがまず第一。消費税がどんどん引き上げられてきた、この数十年でございました」

無所属新人の上子亨候補(48)は、政治団体代表です。

無所属新人 上子亨候補
「国民の皆さんは、きちんとした本当に重要な情報を入手されていない」「経済の問題や貧困、少子化の問題、年金問題、全て解決します」

物価高対策などが、主な争点になっている今回の参院選。投票は20日に行われ、即日開票されます。