3日の青森県内は気温が上昇し、弘前市は35℃以上の「猛暑日」に迫る34.9℃を記録しました。また、ところどころで大気の状態が不安定となり、局地的に雨が強く降る天気になりました。

弘前市は、午後1時ごろには「猛暑日」に迫る34.9℃を記録しました。これは、平年よりも9℃以上高く、今年、県内で最も高い気温です。

弘前市の人は
「めちゃくちゃ厳しいですね。暑くて嫌です。7月・8月は怖いです」

おやきを作る店は、外の暑さに建物内の熱気が加わる中での作業です。

店の人は
「何十年やっていても暑いものは暑いです」
Q.暑くても買いに来る人はいる?
「いっぱいはいないです」

「冬の雪かきと夏の暑さは慣れない」

気温が30℃以上の「真夏日」となったのは17地点、今年最高気温を更新したのは14地点に上ります。

また、大気の状態が不安定となった青森市は午後2時ごろ、急に辺りが暗くなり、一時的に雨が強く降りました。

こうしたなか、日本気象協会は3日に「梅雨明け予想」を発表しました。

今回の予想では、東海、関東甲信、北陸、それに東北南部と共に、青森を含む東北北部は週明け7日(月)に梅雨明けするとみられています。いずれも平年よりもかなり早い予想で、東北北部は7月7日に梅雨明けすれば観測史上『最速』となります。