日本銀行大分支店は6月の景気動向を発表し、県内企業の景況感は2期ぶりに下落しました。
県内151社を対象に実施した日銀大分支店の短期経済観測調査によりますと、6月時点で「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた業況判断指数「DI」はプラスの17ポイントでした。
前回3月の調査から4ポイント減少し2期ぶりの下落となりました。ただ、指数としてはコロナ禍前の景気回復局面だった2018年と同じ良好な水準で特に小売りや観光などの非製造業が好調ということです。
一方、雇用人員判断を示す指数は全産業でマイナス32ポイントで前回より3ポイント改善したものの、依然として人手不足が続いています。