福島県喜多方市の認定こども園で出された給食に異物が混入していたことが分かりました。

市によりますと、異物が混入していたのは市立山都こども園で、11月10日、5歳児のクラスの給食で出された「ほうれん草ソテー」を食べていた園児2人が「ジャリジャリするものがある」と訴えました。

口から出して確認されたのは透明のガラス状で球状の異物で、3ミリのものが1個、1ミリのものが2個、あわせて3個確認されたということです。

市によりますと、異物を確認したあとすぐに給食を中止し、これまでに健康被害の報告はないということです。

この日の調理に使ったオリーブオイルのビンにひび割れなどが確認されたということで、ビンの一部が混入したとみられるということです。

今後も被害がないか健康観察を続けるほか、配膳前の目視確認を徹底するなど再発防止に努めることにしています。