少子高齢化で労働力不足が深刻化する中、副業やフリーランスのプロの人材を活用する取り組みが、本格的に始まりました。

「スキルリターン」と呼ばれるこのサービスは、人材不足の解消や企業の課題解決に向けて、副業やフリーランスのプロの人材を活用するというものです。
すでに鳥取や山形など8つの県で実施されています。
サービスを提供するパーソルキャリアは、「熊本県においてもプロ人材を活用する動きが高まっている」とみて、県内の活用事例を特設サイトで発信するなどしています。
また、事例発表会では「商品の賞味期限を延長したい」という熊本県内の菓子メーカーの課題に対し、大手菓子メーカーでの勤務経験がある人材を活用したことで解決につながったという事例が紹介されていました。

パーソルキャリアの鏑木陽二朗執行役員は、「サービスを通じて熊本の経済発展に寄与したい」としています。