霧島連山の新燃岳は、2日も噴火が続いています。
午前中には噴煙が火口から2800メートルの高さまで上がりました。

新燃岳では活発な火山活動が続いていて、気象台によりますと、2日午前11時43分、噴煙が火口から2800メートルの高さまで上がりました。

新燃岳の噴火が続くなか、高原町では町内すべての世帯に灰を入れる袋を10枚ずつ配布。

また、国土交通省宮崎河川国道事務所は、1日、都城市に路面清掃車2台と散水車2台を配備しました。
車両は、当面、配備される予定です。

新燃岳では、火山性地震が多い状態が続いていて、2日午後5時までに153回確認。地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動も継続して観測されています。

気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また、爆発による空振で窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。