先月末にインド南部の化学工場で起きた大規模な爆発事故について、工場を所有する製薬会社は従業員ら40人が死亡したと発表しました。

インド南部テランガナ州の薬品などを製造する化学工場で先月30日、大きな爆発があり、建物が激しく炎上しました。当時、工場内にはおよそ150人がいたとみられ、多くの従業員が巻き込まれました。

この爆発事故について、工場を所有する地元の製薬会社は2日に声明を発表し、従業員ら40人が死亡したほか、33人が負傷したことを明らかにしました。

今後3か月間、工場の操業をストップしたうえで、事故原因の調査などを進めていくとしています。