水中で点検や測量ができる最新の産業用水中ドローンの実演イベントが、宮崎市でありました。

これは、県内のインフラのメンテナンス会社や水中ドローンの代理店などが、宮崎市の県の屋内型プール「パーソルアクアパーク宮崎」で開いたもので、建設会社などからおよそ20人が参加しました。

イベントでは、最新の産業用水中ドローンが登場。

複数のソナーが搭載され、自動航行が可能となっているほか、点検作業や測量・計測、さらに、3Dマップを作成できるなど、その性能が実演を交えて紹介されました。

(参加者)
「水の抵抗が多少あるので、それでちょっと操作性が違うかなというところがあるのですが、でも、だいぶスムーズに動くのでとてもいいなとは思ってます」

(主催企業の1つ・FOF 児玉玲子社長)
「水中で点検したり調査する場合、潜水士さんを実際使ったりする場面も多いのですが、危険を伴う作業が多いので、ドローンを使って機械的に調査するというところで、すごく危険性も少ないですし、速さも早いので、向上性があるのかなと思う」

インフラ施設などのメンテナンスの効率化は全国的に課題となっていて、今後、水中ドローンの活用が期待されます。