2013年に病死した福岡市の小学校の女性教諭が過労死として「公務災害」に認定されていたことがわかりました。福岡市の市立学校では2例目です。
◆担任x学年主任x生徒指導
福岡市西区の姪北(めいほく)小学校に勤務していた当時55歳の女性教諭は、2013年10月に自宅で倒れ、数日後、くも膜下出血で死亡しました。
亡くなる半年前に姪北小学校赴任した女性教諭は、6年の学級担任のほか学年主任や生徒指導主任も担当していて学校や自宅での時間外業務や校長など管理職からの厳しい業務指示などによる精神的負荷で過労状態にあったということです。
◆73時間残業+自宅で90時間
遺族の請求を受けた地方公務員災害補償基金の福岡市支部は去年2月、女性教諭の「過労」と「死亡」の因果関係を認め「公務災害」と認定しました。
認定通知によりますと、女性教諭の発症前1か月の時間外勤務は計73時間に上り、自宅でも90時間業務をしていたということです。
◆民事訴訟で福岡市は棄却求める
福岡市の教職員が過労死として「公務災害」に認定されたのは2例目です。福岡市教育委員会は「教員の負担軽減や働き方改革の取り組みを今後とも続けていきたい」とコメントしています。
女性教諭の夫は、福岡市に約1300万円の損害賠償を求める訴えを起こしていて11日の初弁論で福岡市は、請求の棄却を求めています。
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