新型コロナウイルスの水際対策が緩和されて1か月がたちます。

外国人の個人旅行が解禁となるなか、福島県内の観光地ではいまのところ効果は限定的との見方もあります。

政府は新型コロナの水際対策として、10月入国者の上限を撤廃しました。

あれから1か月。下郷町の大内宿では・・・

大内宿観光協会・鈴木一夫副会長「10月から外国人が目に見える形で増えているが、中国のゼロコロナ政策でコロナ禍前までは戻っていない」

今年9月に訪れた外国人は300人あまりだったのに対し、10月はタイなどアジアを中心に1700人ほどにまで回復しました。

それでもコロナ禍以前の2割ほどに留まっていて、今後にこう期待を込めます。

大内宿観光協会・鈴木一夫副会長「中国に次ぐ人口のインドが観光客で期待したい国の一つとして挙げられる」

今後はSNSで魅力を発信するほか、外国語版のホームページを作成することも検討しているということです。