日本銀行の審議委員に新しく増一行氏が就任し、会見で今後の利上げについて、「実質金利がマイナスだから急いだ方がいいとは思っていない」との見方を示しました。
きょう、日本銀行の審議委員に新しく就任したのは、大手商社・三菱商事出身の増一行氏です。増氏は1982年に三菱商事に入社した後、主計部長やCFO=最高財務責任者などを務めました。
きょう行われた就任会見では、不透明感が続くアメリカの関税政策について「自動車は対米輸出の中核。予断を許さない状態が続いている」と話し、日米交渉の行方を注視する考えをを示しました。
また、今後の利上げについては、「実質金利がマイナスなのは事実だが、(利上げの)スピードに関しては昨今の経済情勢を見ると急いでいい状態とも言えなくなっている」と述べ、慎重な姿勢を見せました。
一方、自身が利上げに積極的な「タカ派」か消極的な「ハト派」かという質問には、「極めて私は白紙だと思う」と回答しました。
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