米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちらです。

あすも各地で激しい雷雨のおそれがあると見ています。
きょうこんな大雨となった要因は、晴れて上空に冷たい空気=寒気が流れ込んできてこの気温差で大雨となったんです。
あすは、山梨県が高気圧のちょうど間に挟まれる形となります。

となると、相対的に気圧が低い状況となりますので、あすはきょうのようにおそらく午前中は晴れずに雲が広がりやすい天気となります。

この影響によって、あすはきょうほど気温は上がらないんですが上空の冷たい空気
=寒気がまだまだ残っている形となるんです。

ですから、きょうほどの広範囲の雷雨にはならないと見ていますが、やはり所々でバケツをひっくり返したような激しい雷雨さらに竜巻などの激しい突風のおそれがありますので、あすも油断ができない状況です。

雷が鳴りやすい確率=発雷確率を見ていきます。
きのうの予想では、この濃い赤色の確率75%以上が出ていたんですが、あすはそこまではいきません。

ただ、この確率50%以上で雷が起こりやすい赤色が出てくると、どこかしらで雷雨のおそれが十分ありそうです。

夕方にかけて見ていくとまだまだこの中・西部の山沿いを中心にさらに峡東・東部の辺りでは天気急変の恐れがありますので、激しい雷雨さらに竜巻などの激しい突風には注意が必要です。
<詳しくは動画をご覧ください>