新幹線の新型車両E8系の不具合で、山形新幹線が一部をのぞき区間運休となってからきょうで2週間です。
依然として運転再開の目処が立たない中、利用客からは様々な声が聞かれました。
山形新幹線をめぐっては、先月17日、試運転をしていた新型車両E8系に不具合が発生して以降、E8系の単独運転を取りやめています。
JR東日本は、その後の調査で、補助電源装置の内部にある半導体が損傷していたとして損傷の原因がわかるまでE8系の運転を取りやめるとしています。

JR山形駅ではきょうも利用客が切符の変更をしたり、新たに買い求めたりする様子が見られました。
利用者「(Q:お仕事で?)そうです、東京から。(ダイヤが乱れていて)めちゃめちゃ大変です」

利用者「(復旧の見通しが立っていないのは)それなりの理由があるんでしょうから、しょうがないとは思います。安全第一ですから」

利用者「新しい車両が試運転で故障したというところまでは聞いたんですけど、あとは、どういう風になっているのかというのと、いつ頃(通常運行に)戻るのかが早くわかればいいなと思う」

JR東日本は、先月27日に今月7日までの運転計画を発表していて、期間中、山形新幹線つばさは1日に上下合わせて30本から35本が運休や区間運休となります。
新庄~東京間の直通運転は上下合わせて1日に2本のみです。
JR東日本によりますと、現時点で運転再開の見通しはたっていないということです。