石破総理はきょう、コメの安定供給にむけた2回目の関係閣僚会議で、「不安なく増産に取り組める新たなコメ政策に転換する」と強調しました。
石破総理
「消費者の皆様が安定的にお米を買えるようにするとともに、意欲ある生産者の皆様の所得が確保され、不安なく増産に取り組めるような新たなコメ政策へと転換をいたします」
石破総理は会議でこのように述べ、コメの価格高騰の要因や対応の検証を進めるとしたほか、▼今年の生産分からコメを増産することや、▼農家の所得確保を実現していく方針を掲げました。
農林水産省によりますと、今年の主食用米については価格高騰などを背景に各地で増産の意向が示されていて、すでに4月末時点で生産量は去年より40万トン多くなる見込みです。
この後、小泉農林水産大臣は会見で「総理からのメッセージでかなり増産について強い思いを発信された」と述べました。そのうえで、来年のコメについて「総理からこれからは増産だという方向を明確に打ち出されたことを受けて、作付け面積を増やしたいと意欲を持っている人たちに安心して農作業に当たっていただく見通しが1つ出たと思っている」としています。
会議のなかで石破総理は「増産」と2度発言しましたが、今後のコメ政策にどう影響を与えるのかが注目されそうです。
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