都内の政治資金パーティーなどで“法務大臣は死刑のはんこを押す地味な役職”などと発言した葉梨法務大臣が、辞任の意向を固めたことがわかりました。

葉梨大臣はきのう発言を撤回・謝罪し、続投の意志を示していましたが、きょう過去にも同様の発言を複数回繰り返していたことを認め、これらについても撤回・謝罪していました。

岸田総理もきのうは「説明責任を徹底的に果たしつつ職務にあたっていただきたい」と続投させる意向を示していました。

ただ、自民党の遠藤総務会長が「せっかくみんなで岸田政権を支えようと言っているときに肝心の岸田派の中でそういう発言あるのは大変不愉快だ」と話すなど、自民党内からも苦言が相次いでいました。