今年7月の参議院選挙でのいわゆる「一票の格差」をめぐる裁判で、福岡高裁は「違憲状態」と判断しました。選挙の無効の訴えは退けています。
◆最大3.03倍は“違憲状態”
この裁判は今年7月の参院選で、「一票の格差」が最大3.03倍で、この格差を是正せずに実施されたのは憲法違反だなどとして、2つの弁護士グループが選挙の無効を求めて、全国の高裁や高裁支部にあわせて16件の裁判を起こしています。このうち福岡、佐賀、長崎熊本、大分の各選挙区を対象にした裁判の判決で、福岡高裁は「違憲状態」と判断しました。一方で選挙無効の訴えは退けました。
◆違憲状態の判断は7例目
1票の格差をめぐる判決は14件目で、「違憲状態」はこれで7件目です。これまでに仙台高裁が「違憲」と判断したほか、「合憲」は6件となっています。高裁判決が出そろってから今後、最高裁が統一判断を示す見通しです。
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