最大震度7を観測した能登半島地震の発生から、きょうで1年半です。被災地は記録的豪雨も重なり、復興の遅れが課題となっています。石川県輪島市から中継でお伝えします。

地震による大規模な火災があった輪島朝市周辺です。ここにあった249棟の建物の解体は、今年4月にすべて完了しました。

土地の境界を決める測量作業のため、建物の再建は早くても来年春になる見通しで、今は一帯がさら地のままです。

去年の元日に発生した能登半島地震では、災害関連死の認定作業が今も進められていて、地震による死者は623人に上る見通しです。

去年9月には豪雨の被害も受け、地震から1年半がたった今も、復興のスピードが課題となっています。