人員体制や労働環境の問題などから休診となっていた大分県竹田市のこども診療所が2年ぶりに再開しました。

竹田市で唯一となる小児科の診療所は、医師の入院によりおととし7月から休診が続いていました。医師が復職し、看護師も2人の体制が整ったことから2年ぶりに1日から診療が再開されました。

市は再開にあたり今年度、人件費や医療機器をはじめ、運営費あわせて1億円余りを計上。平日の午前9時から午後5時まで診療を受け付けます。

(工藤隆浩副市長)「いざという時はかかりつけ医として、この子ども診療所を受診をしていただき、安心感を持っていただければと思っています」

再開は当初5月中を目指していましたが、全国的な子ども用の医薬品不足で7月にずれ込みました。市は安定的な診療継続のため、8月にも再び運営委員会を開き、課題を協議します。