世の中のパパさん、積極的に育児してますか?そして、ママさん、あなたのパートナーは「イクメン」ですか?

街の声・夫「子どもの送り迎えを毎日やっています。洗濯物もやってます。けっこうやってます」
「ごはんつくったりとか、もうちょっとしてほしい」
子ども「カレー作るのが得意お父さん」

アナ「お母さんがこれは助かっているだろうなと思うことは」
「お皿洗いじゃないですか?」
「ご飯を作りたいときに、急いでお風呂とかいれてくれたり、もうちょっとダッシュしてくれたら助かる」

「育休、とりましたね、2週間。おむつも替えたし、なんかよかったかな。でも一緒に過ごせてよかったですね。ふだんなかなか一緒に過ごせないんで」
「夫の育休は取れるなら取った方がいいかなとは思うけど、実際休んだところで夫の自分の休みになってしまっても困るなっていう。家にいる間の旦那さんの面倒もしなきゃいけなくなると大変かなと」
「普段から別に一緒にやているので、別に育休で休んでまでやるという訳じゃなくて、自然に日々の生活の中で一緒にやればいいので、別に育休をとるというところまでじゃなかったですね」

あなたは「イクメン」ですか?

さて、この手の話題ではよく「イクメン」という言葉が使われます。「育児を積極的にするメンズ」という意味。男性が育児をするのは普通なので、特別視するようなこの言葉に違和感を覚えるという人もいると思いますが、紹介する全国調査にも使われているので、ここではご理解頂ければと思います。先日”イクメン”に関する調査結果が発表されました。対象は、0歳から6歳までの子どもがいる全国の既婚男女1100人。妻には「夫がイクメンかどうか」を、夫には「自身がイクメンかどうか」を聞きました。

まずは妻の回答から。「夫はイクメンだ」と答えた妻は63.5%で、過去5年間で最高。一方、自分が「イクメンだ」と思う夫は・・・49.1%。2人に1人ですが、妻の方とは対照的に過去5年間で最低となりました。

さらにちょっと驚きなのが「自身がイクメンと思わない」と答えた夫でも、そのうちのおよそ4割は「妻に言われなくても子育てをしている」と回答。まとめると、以前よりも夫をイクメンだと思う妻は増えていて、夫も以前より育児をしている、でも、自身をイクメンと言いづらい状況がある…かもしれない、ということです。

なぜ、このような状況になるか。このアンケートでは、妻のニーズに沿った育児ができていないからではないか、としています。妻と夫のミスマッチ、いったいどういうことなのか。

こちらは、子育てで夫がしていることと、妻がしてほしいことのミスマッチ具合をまとめた表です。

子育てで協力するなら、洗濯よりも夜泣き対応!もちろんやらないよりはやった方がいいはず。こうしたミスマッチから、夫が子育てに協力をしているのに妻から「あれをやってくれていない」と不満を漏らされる。自信を無くした夫が、自分をイクメンと言えない状況があったのかもしれません。

コミュニケーションを取ってミスマッチが減れば、家庭環境はよりよくなる、ということでしょうか。今回、視聴者の皆さんにもLINEアンケートをしました。

夫の育児に満足していますか?

186人の女性から回答頂いて「満足、まあ満足」が合わせて40%、「やや不満、不満」が44%でおおよそ同じ割合です。