九州大学大学院の院生らが宮崎県日向市を訪れ、海の藻場の保全に取り組む団体の活動を視察しました。

視察を行ったのは、九州大学大学院農学研究院の准教授や院生あわせて8人です。

一行が訪れたのは日向市の平岩港周辺。

ここでは、地元の漁師などでつくる「平岩採介藻グループ」が藻場の保全活動に取り組んでいて、グループのメンバーから活動内容について説明を受けました。

平岩採介藻グループが保全に取り組む「日向・平岩クロメの海の森」では、生物多様性の保全が図られているとして環境省の「自然共生サイト」に認定されています。

(大学院生)
「昔に比べて海藻が減って、ウニも増えていて、平岩採介藻グループがそれを改善するために取り組んでいることに興味を持った」

院生たちは、視察を通して日向の海の自然環境の豊かさを感じていました。