7月3日に公示される参議院選挙。自治体でも投票に向けた準備が進んでいます。今回は「投票用紙」について、確認します。

投票所で配られる投票用紙は「2枚」

1枚は選挙区のもので、色はクリーム色です。こちらには、候補者の名前を記入して投票します。得票数が多い順に、当選者を決める仕組みです。

もう1枚の投票用紙は白です。こちらは、比例代表の選挙で▼政党名か▼比例代表の候補者の名前を書いて投票します。政党と候補者の合計得票数に基づいて議席を配分し、その党内で獲得した票が多い候補者から順に当選する仕組みです。

また、投票所には、様々な支援もあります。福島市の例ですが、病気やけがで字が書けない人が、別な人に記入してもらう「代理投票」や目の不自由な人が利用できる「点字投票」や、介助者の同伴、筆談ができるコミュニケーションボードなども用意されています。投票所や自治体に確認してみてください。