先月の大相撲夏場所で2場所連続の優勝を飾り史上最速となる所要13場所での横綱昇進を決めた津幡町出身の大の里。

津幡町では29日、横綱昇進を記念して祝賀パレードが開かれ、唯一無二のヒーローの登場に住民らは大いに盛り上がりました。

牛田和希リポート「横綱として地元津幡町に帰ってきた大の里。パレード開始30分前ですが、沿道は地元のファンで埋め尽くされています」

津幡町民の女性「11時半から4時間待ち。Q会ったら何て言う?大の里おめでとう」家族連れの子供「誰を見に来た?大の里。(全員で)横綱おめでとう 大の里」


初夏の日差しが照りつけ、住民らが待ち構える中、午後3時、オープンカーに乗った大の里が登場です。


沿道には町の人口3万7500人に迫るおよそ3万7000人が詰めかけました。

津幡町役場に到着すると、さらに多くの町民そして、地元団体の演奏する太鼓が横綱を出迎えます。

横綱・大の里を目にした町民「でかかった。大の里おかえり(と声をかけた)」


パレードのゴール地点、津幡町文化会館シグナスでは、横綱昇進報告会が行われ、大の里に県民・町民栄誉賞がそれぞれ馳知事と矢田町長から贈られました。

町民から多くの激励や祝福を浴びた大の里は…

大の里「たくさんの声援をいただいた。それを力に変えられるよう頑張る。お祝いムードはきょうで終わりで、あしたから切り替えて名古屋に向けて稽古する」

津幡町の星である横綱の凱旋に町は大いに盛り上がり、大の里は来場所へ向けたパワーをもらっていました。名古屋場所は7月13日(日)に初日を迎えます。