統計開始以降、最も早い梅雨明けです。気象庁は27日、山口県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。

西村裕之気象予報士
「気象庁はきょう梅雨明けを発表しました。過去1番早い梅雨明けとなりましたね、6月中の梅雨明けですよ。手元の気温計見てください。34.0度。ここに来てからどんどん上がってますね。暑いです」

平年よりも22日、去年より20日早い梅雨明け。梅雨の期間は平年が45日間のところ、今年は今月8日に梅雨入りし、わずか19日間。記録が確定すると、1951年の統計開始以降で最も短い梅雨で、最も早い梅雨明けとなります。

平年ならば、梅雨の真っただ中。山口市の維新公園では気持ちよさそうに水遊びをする子どもの姿が見られました。

山口市から・親子
(Q.梅雨明けと聞いて)
「早いですね。雨が降らなくなってよかった」

山口市から
「昼間は暑いですね。でも昨夜はちょっと涼しかったのでひょっとしたら梅雨明けするのかなと気持ちはあった」

下関市から・親子
「こまめに水分をとって、着替えをこまめにしたい」

高気圧に覆われて気温は各地で上がり、最高気温は岩国市広瀬で33.2度、山口で33.1度と、県内11の観測地点で、真夏日となりました。この先1週間は高気圧に覆われ、おおむね晴れる見込みです。