27日、消防士が救助の技術を競う大会が山口市の県消防学校で開かれ、176人が参加しました。
素早く的確に人命を救助するため日々、訓練に取り組んでいる消防士が成果を発揮します。競技は水平に張られた20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」など6種目です。

7メートルの高さの塔から降り、4人が協力して要救助者を引き揚げる「引揚救助」では、安全を確認しながら連携して作業に当たっていました。

光地区消防組合消防本部 石内 輝消防士
「厳しい訓練のなかでやってきたことがすべて出せたかなと思う。出場できて非常にいい機会になった」
長門市消防本部 西村幸剛消防士長
「救助技術を上げることで市民の安全を守ることにつながる。一つのきっかけとしてこういった競技に臨みたい」
大会で優秀な成績を収めた個人と団体は7月に広島市で開かれる中国大会に出場します。