「香港国家安全維持法」の施行から5年。香港の厳しい言論統制に抗議するサイレントパフォーマンスが都内で行われました。

レイディー・リバティー香港代表 アリック・リーさん
「沈黙することが平和ではない」

「香港国家安全維持法」の施行から30日で5年となるのに合わせ、都内の中国大使館の前に立つのは、香港の民主化を目指す団体の代表、アリックさんです。

香港では「国家安全維持法」に加えて、去年3月に新たな条例も施行され、言論の締めつけは一層強まっています。

口に赤いテープを貼っているのは、香港の人々が沈黙を強いられている現状を表しています。

レイディー・リバティー香港代表 アリック・リーさん
「香港に自由はもうなくなりました。私たち海外にいる香港人が、香港のことを世界中に発信する責任があると思います」

香港の外から自由を叫ぶ戦いは続いています。