今年は終戦から80年です。
GHQ連合国軍最高司令官のマッカーサーに関する写真や史料を集めた特別企画展が28日から宮崎市で始まります。

27日は、宮崎市の清山市長や、アメリカ・マッカーサー記念館の公文書専門官、ジェームズ・ゾベル氏などが出席して企画展の開会式が行われました。

GHQ連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサーは、戦後、日本の経済や政治などの抜本的な改革を指揮し、日本国憲法の起草にも関わりました。

(丸山敦子記者)
「会場にはGHQが当時使っていた旗、そして、マッカーサーを象徴するパイプタバコが展示されています」

会場のみやざきアートセンターには、昭和天皇とマッカーサーが一緒に映った写真や日本政府がGHQと交わした文書などおよそ160点が展示されています。

(マッカーサー記念館公文書専門官 ジェームズ・ゾベル氏)
「すべての写真、すべての文書、すべての遺物が、宮崎だけではなく、日本中の人たちに、この歴史だけではなく、今の私たちがお互いをどのように見て理解し合うかも関心を持ってほしい」

特別企画展「マッカーサーと現代日本の夜明け」は、みやざきアートセンターで28日から8月17日まで開かれます。