福岡市で10日、乳幼児を対象とした新型コロナワクチン接種が始まりました。接種会場は「こども病院」や「九州医療センター」などの6つの基幹病院に限られ、それぞれ週に1回の実施です。専門家は、唯一の予防策であるワクチンをかかりつけ医でも打てる体制を整えるべきだと話します。
◆“予防接種ラッシュ”の乳児、スケジュールは?

福岡市立こども病院(東区)は生後6か月から4歳までの乳幼児を対象とした新型コロナのワクチン接種を始めました。市によると、初日は20人の予約枠がすべて埋まりました。
乳幼児のワクチンは大人より量が少なく、3週間の間隔を空けて2回目を、その後、8週間以上空けて3回目を接種する必要があります。同時流行が懸念されるインフルエンザのワクチンと一緒に接種できます。

内田こどもクリニック・内田智子院長「既存のワクチンから2週間あけば新型コロナのワクチンが打てます。かかりつけ医と相談しながらスケジュールをたててもらいます。ほかのワクチンも大事なのでスキップはできません」
保護者「ちょうど接種の手紙が届いて、こんなに小さくてもワクチンが始まったんだとびっくりしました。大人でも発熱するから少し怖いですね。打たせてあげたい気持ちと怖い気持ちがあります」














