少子高齢化による香川県の人口減少に歯止めがかかりません。54年ぶりに90万人台となりました。

香川県のまとめによりますと、県の人口は今月1日現在の推計で90万9,977と、54年ぶりに91万を割り込みました。去年4月に92万を割り込んでから1年2か月間でさらに1万減ったことになります。
県の人口は、2000年1月の103万928をピークに減少に転じ、ペースは加速しています。この数字を受け、高松市の大西市長は次のように述べました。
(大西秀人高松市長)
「危機的な意識を持っている。どうにか出生率の回復のために、きめ細やかな対策も充実させながら子育て支援をやってまいりたい」

また、大西市長は「高齢化でも過ごしやすい社会を実現できるよう、福祉の充実をはかりたい」と述べました。