一方、今回の再編計画には、“教育内容の一新”も盛り込まれています。
その一つが、南魚沼市にある国際情報高校です。

2027年度に生徒の募集を停止。国際教育プログラムを導入した新たな全日制単位制の高校『国際フロンティア高校』を設置する計画です。
【新潟県高等学校教育課 頓所裕史 課長】
「全て英語で授業を行い、このプログラムを通じてグローバル社会で活躍できる人材を育成したい」

様変わりするかもしれない母校を思い、国際情報高校の生徒たちはこう話します。
「高校に入ってから良いところもたくさん知れたので、変わってしまうところは悲しいところもある」
「私たちの学年の中でも海外の大学に行きたいと考える子もいるので、そういう子たちが通いたいと思ってくれそう」
新潟県はこのほか、阿賀野・白根・阿賀黎明など、生徒数が少ない20の小規模校と村上桜ケ丘・新発田商業など将来小規模化が見込まれる11の専門高校と総合高校、

西新発田・荒川など6つの定時制・通信制高校などについても、統廃合などの検討が必要としています。

【新潟県高等学校教育課 頓所裕史 課長】
「丁寧な説明とか、ご理解いただくこと、納得していただくこと、そこを大切にしたい」
新潟県は、さまざまな意見をもらいながら調査・研究を進め、個々の学校の再編整備の具体化を図っていくとしています。