新潟県内の8つの県立学校を急激な少子化を理由に統合する再編整備計画が発表されました。また、教育内容の一新として国際情報高校は27年度に生徒の募集を停止し、新たな学校に生まれ変わらせる計画です。

【新潟県 太田勇二 教育長】
「少子化が加速していることなどから、今後の見通しについて可能な限りお示しをしたいと考えまして…」

新潟県議会の総務文教委員会で26日に示されたのは、来年度から4年間での県立高校の再編計画です。

そこには8つの学校の統合が盛り込まれていました。
2028年度に村上高校と村上中等教育学校を統合し、新たな中高一貫校を設置。
また、長岡市にある正徳館高校を長岡明徳高校に統合します。
また2029年度には、新潟市西区にある新潟翠江高校を江南区の新潟向陽高校に統合し、三条市の新潟県央工業高校と三条商業高校を統合して新たな産業高校を設置する計画です。

背景にあるのは急速に進む少子化への対応です。

大規模な再編計画に県議からは…
【自民党 高橋直揮 県議】
「想定以上の急速な少子化が進む中にあっては、教育委員会としても強い危機感を持ち、更なるスピード感を持って高校の再編整備を進めていく必要がある」

【未来にいがた 大渕健 県議】
「慎重にやるのはいいけど、4年も先かっていうのが正直な感想です」